ICLPX's Apps

アプリ上部に存在するメニューバーの簡単な説明です。

「」内は一部日本語化版(v0.35JP)の名前です。(v0.35JPにないものも同じように表示していますが)

File
Setting
View
Help
Extract Error Dataで表示されるエラーと解説

File「ファイル」
-Open「開く」
ファイルを開いて読み込みます。アプリにドラッグ&ドロップでも読み込めます。(複数ドロップしても読み込むのは1つだけ)
ファイルを読み込むこと自体は一瞬です。開いて読み込んだらすぐ閉じるため、開いているファイルを別のアプリでも読み込めます。

-Save「保存」
編集中のデータをファイルにして保存します。メモ帳などでいう[名前を付けて保存]のようなもの。

-Quick Save「クイックセーブ」
Settingsの設定で指定された場所に、自動で名前を付けて別名で保存する機能です。Settingから表示する設定をしていなければ表示されません。
ショートカットキーも使えます。押しっぱなしや連打による同データの複数回保存を防ぐため、1回保存すると、どこかを編集するまでは保存できない仕様になっています。
クイックセーブ機能で保存したファイルは元のファイル名に(1)などを加えて別名での保存になります。(1)から(1000)まで保存できるので、1000回保存できるということになります。1000回以上は保存に失敗するので、通常の保存をしてください。
また、拡張子が.pacでない場合、デフォルト名に(1)などを加えての保存となります。
ちなみに、FitMairo(300).pacを読み込むと、クイックセーブ時、(1)~(299)がなくてもFitMairo(301).pacとして保存されます。この場合も(1000)の次は保存できません。
Overwrite Save表示の場合は上書き保存をします。ショートカットキーは使えません。

-Exit「アプリ終了」
アプリを終了します。×ボタンとは違い、読み込んだファイルがあれば終わる前に本当に終了するかの確認が出ます。
はいを押すと終了します。編集していなくても確認は出ます。

Setting「設定」
-Save「設定の保存」
現在の設定を保存します。これをしなければ起動するたびに設定はリセットされます。
保存できる設定は、Compressタブ、上部のメニューバー、右クリックメニューのチェック状態です。詳しく書くと、
・Compressタブの各チェックボックスのチェック状態
・ArticlesのCompressタブにある各チェックボックスのチェック状態
・Eventリスト内で右クリックすると切り替えられる[Offset Interlock]のチェック状態
・Sub Actionsタブ内でAnimation Flagsボタンを右クリックすると表示できるそれぞれの項目のチェック状態
・ArticlesのParametersタブだけで使える[Hex View]のチェック状態
・Settingメニューにあるそれぞれの項目のチェック状態(チェック状態が変化しないものを除く)
・Viewメニューにある上側の項目のチェック状態(チェック状態が変化しないものを除く)
となっています。
保存するとSettingファイルが作成されます。
Settingファイルを削除すると、すべてのチェック状態が初期設定に戻ります。

-Save as imported file name「読み込んだファイル名で保存」
クリックで機能のON、OFF(チェック状態)が切り替わります。
ONなら、読み込んだファイル名を保存時に初期設定にします。
OFFなら、キャラファイル名を保存時の初期設定にします。
初期設定はONです。

-Save to the loaded location「読み込んだ位置で保存」
クリックで機能のON、OFFが切り替わります。
ONなら、読み込んだディレクトリを保存時の初期設定にします。
ドラッグ&ドロップで読み込んだ場合に有効です。

-Enable Quick Save「クイックセーブの設定」
クイックセーブの設定を変更します。(v0.37から使える機能です)
Enable Quick Save(Save to read directory)はファイルを読み込んだフォルダに別名で保存します。
Enable Quick Save(Save to Export directory)はファイルをアプリの近くにあるExportフォルダに保存します。
Enable Overwrite Saveは上書き保存です。
同時に使える機能は1つで、クリックした機能がONになると、他の2つはOFFになります。
ちなみに、アプリの近くにExportフォルダがない場合は自動で作るので、事前に作っておく必要はありません。

-Set the First Tab to Events「起動時に開くタブをEventsにする」
クリックで機能のON、OFFが切り替わります。
ONなら、次アプリを開いたとき最初に選択されるのがEventsタブになります。
ONにした後、設定の保存をしておかないと効果はありません。

-Read Misc Data「Miscデータをロードする」
クリックで機能のON、OFFが切り替わります。
ONなら、ファイルを読み込む時にDataタブのMiscに表示されるデータをロードします。
初期設定はONですが、Miscタブのデータを確認・編集しない場合は、チェックを外していいでしょう。

-Disable Read Multiple Files 「ファイルを複数読み込まない」
クリックで機能のON、OFFが切り替わります。
ONなら、1つのファイルしか読み込まなくなります。

View「表示」
-Event ID+1「イベント名(+1)を表示」
クリックで機能のON、OFFが切り替わります。
ONなら、未登録のイベントでも、登録済みのイベント(Events.txtにあるイベント)に値(パラメータなど)を追加したものなら、イベント名(+100)といった表示にすることができます。
これは、[Extract Unknown Event]にも効果があります。
また、OFFでもイベントパラメータ編集画面などでは、イベント名(+100)といった表示がされます。
初期設定はONです。

-Event ID-1「イベント名(-1)を表示」
クリックで機能のON、OFFが切り替わります。
ONなら、未登録のイベントでも、登録済みのイベント(Events.txtにあるイベント)に値が近いもの(正確には左4桁が同じ)なら、イベントID[?イベント名?(-100)]といった表示にすることができます。
こちらは登録済みのイベントにパラメータ数が足りないイベントを表示させます。ただし、[Event ID+1]がONでないと正常に動きません。
これは、[Extract Unknown Event]にも効果があります。
また、OFFでもイベントパラメータ編集画面などでは、イベント名(-100)といった表示がされます。
初期設定はOFFです。

-Extract Variable Setting「使われている変数の表示の設定」
使われている変数の中で全体から指定された一部のデータを結果に出力しないように設定できます。(v0.41から使える機能です)
Exclude Articles「Article内で使われている変数を表示しない」はチェックを入れるとArticleタブ内で読み込めるデータからは変数を出力しなくなります。
Exclude the Specified Variables「指定した変数を表示しない」はチェックを入れるとここで設定した変数を出力しなくなります。
設定した変数を表示しないようにするには、Exclude the Specified Variablesをクリックして出てきたフォームのテキストボックス内に、表示しないようにしたい変数を書くといいです。
例としては、IC-Basic[8]を表示しないようにしたい場合はIC-Basic[8]、RA-Basic[0]とRA-Basic[1]を表示しないようにしたい場合はRA-Basic[0-1]と書くといいです。
複数データがある場合は、改行をいれて次の変数を書くと見やすくていいです。最大256個まで登録可能で、まとめることが可能なデータはある程度自動でまとめられる仕様になっています。
データを入力した後にDoneで確定すると自動でチェックが入ります。逆にテキストボックスを空にしてDoneで確定するとデータを残したままチェックを外せます。
また、Ctrlキーを押してクリックすることでもすぐにチェック状態を切り替えることもできます。効果のわかっている変数やRA変数などを表示しないようにしたいときに便利です。
この機能はSettingのSaveにチェック状態の初期設定が保存されるので、アプリを開くと設定が戻ってしまう場合は設定を変えてからSettingからSaveを押してください。
保存したデータはExcludeVariablesファイルに書き込まれます。これを削除すると、初期状態(未設定)に戻ります。

-Extract Unknown Event「未確認のイベントをすべて取得」
ファイル内の全ての読み込めるイベントリストから不明な(Events.txtにない)イベントを検索して表示します。
表示はID順です。[Event ID+1]がONなら、Events.txtにあるイベントに値を追加したものも表示されません。

-Extract Variable「使用変数をすべて取得」
ファイル内の全ての読み込めるイベントリストからVariableを使っているイベントを検索して表示します。
表示はVariable順です。イベントの表示は、[Event ID+1]の影響を受けます。

-Extract Unknown Requirement「不明な要件をすべて表示」
ファイル内の全ての読み込めるイベントリストから不明な(Requirement.txtにない、または名称の決まっていない)要件(Requirement)を検索して表示します。
表示はRequirement順です。イベントの表示は、[Event ID+1]の影響を受けます。

-Extract Error Data「エラーを探す」
ファイル内の全ての読み込めるイベントリストからエラーイベントを検索して表示します。
表示はエラー順です。イベントの表示は、[Event ID+1]の影響を受けます。
エラーと解説は、下のExtract Error Dataで表示されるエラーと解説へ。

Help「ヘルプ」
-About「バージョン情報」
現在のバージョンをメッセージボックスで表示します。

-Current Size「現在のファイルサイズ」
現在のファイルサイズを右上に表示します。
ファイルを読み込んだ時、最初に右上に表示されるものと同じです。

-Compressed Minimum Size「最大圧縮後のファイルサイズ」
空きデータとして使われる、FADEF00Dをすべて除去するとどこまでサイズが減らせるかを表示します。
そのため、PSARemakerを使って実際に圧縮できる容量とは少し異なります。
(-0x0)が出た場合、空きデータFADEF00Dはファイル内に存在しません。


Extract Error Dataで表示されるエラーと解説
-Found Error Sub Routine
指定サブルーチンがおかしい時表示されます(FADEF00Dが指定サブルーチンのイベントトップにある場合)
対象サブルーチンを開いて「Event List Trace」で使用場所を確認して変更・削除を行うと消せます。
Offset Interlockにチェックが入っている場合は対象サブルーチンを開いて「Refresh」でも消せます。
「Refresh」で消した場合、Sub RoutineなどのデータはNo Eventになります。

-Found Error Event (FADEF00D)
イベントIDがFADEF00Dのものがイベントリスト中にある時、表示されます。
イベントリスト中の表示もERROR DATA(FADEF00D)と表示されるので見つけやすいです。

-Found Error Event (Event ID)
イベントIDが00000001~0000FFFF、80000000~FFFFFFFFのものがイベントリスト中にある時表示されます。
80000000~FFFFFFFFの場合、?が表示され、登録されたイベントデータはエラーとして表示はされません。

-Event Parameter Error (Type Error)
イベントのパラメータタイプに0(Value)~6(Requirements)以外の異常値が設定されている時、表示されます。
表示される例:Synchronous Timer: frames=7x0

-Event Parameter Error (Value Error)
イベントのパラメータタイプに対するパラメータに異常値が設定されている時、表示されます。
タイプがValueかScalarのものは異常値と判定されることがないため出ません。
表示される例:Synchronous Timer: frames=3x2 (Type-3(Boolean)は0と1だけ)

-Event Block Error
IfブロックがEnd If以外で閉じられている場合など、記述にエラーが存在する時、表示されます。
If、Set Loop、Switchブロックに対応。Ifなどはないのに、いきなりElseやEnd Ifがある時も、同様に表示されます。

-Loop Block Error
Set LoopがあるのにExecute Loopがないまま終了している場合、表示されます。
End Ifなどで終了している場合はEvent Block Errorが代わりに表示されます。

-Offset Error
ActionなどのOffsetが異常な場合に表示されます。Sub Routineでは表示されません。
正常なデータを巻き込んでいない場合は、バグ表示されたところを開き、右クリック→Refreshで直すことができます。

-Offset Error(Event)
EventのOffsetが異常な場合に表示されます。
基本的にRemoveで消せば直せますが、正常なデータを巻き込んでいる場合はそれも消えてしまう危険性があるので注意。

-Unreadable Event was Found
イベントリスト内にGotoかLoad Restが使われている場合だけ表示されるエラーです。(v0.40より前のバージョンではLoad RestはLoop Rest表記)
Gotoは後ろのデータは読み込まないため表示されます。(No Eventは無視するため表示されません)
Load RestはSet Requirementがない場合、後ろのデータは読み込まないため表示されます。
また、IfやSwitchブロックの中にある場合、Gotoの後すぐにElseやEnd Ifがある場合はエラーは表示されません。
Load Restの前にSet Requirementない場合、Load RestをEventの欄に表示します。
一応Sub Routineがある場合はその中も調べますが、Sub Routineの中にあるSub Routineまでは読み込まれません。

-Override Action ID Error(Entry/Exit)
オーバーライドのAction IDに存在しないAction IDが設定されている場合に表示されます。
マイナス値のIDが登録されている場合は表示されず、バグとして削除処理されます。

※Offset Error(Event)とEvent Parameter Error (Type Error)が出る場合は、それによりSub Routineタブで使える[Full Data View]の動作を妨げられていることがあります。
Sub Routineタブだけで使える機能のうち、サブルーチンの検索機能(Event List Trace、Search Partial Match / Replaceなど)は、[Full Data View]と同じ動作を行うものが多いので注意です。

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