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テキストファイルの詳細とデータの編集方法

テキストファイルの詳細とデータの編集方法です。
テキストファイルを編集しない場合は関係ありません。
※書き方の例などはそれぞれの編集ファイルを確認してください。

Attributes.txt
EventListView.txt
Events.txt
Parameters.txt
Requirements.txt
CharSpecificフォルダ内のキャラ別データファイル

Attributes.txt
Attributesタブでパラメータの説明を表示するためのファイルです。
先頭に*があるかどうかでIntとFloatの型か判定しています。(*あり=Int、*なし=Float)
1行目のHex ID(0x000など)+名称(英語)と、2行目の説明文で1つずつ構成されています。

下限が存在し、Hex ID0x000~0x2E0の分まで達成していない場合は読み込まない仕様です。
また、データが余分に存在する場合は、必要な分以上は読み込みません。

正常なテキストファイルがなければデフォルトの状態でIntとFloatの型がセットされます。
説明はNo Description Available. (説明なし) だけになります。

編集時の注意点は、Hex IDを消さないことと、Hex IDとHex IDの間は1行開けることが必要ということです。

EventListView.txt
イベントリストに表示される、イベントパラメータの表示方法を決めるテキストファイルです。
読み込み可能な数は500イベントです。
1行目のイベントIDと2行目の表示方法、3行目(2行目がVなら複数行)の表示方法で構成されています。

2行目の表示方法に使えるリスト:
0 - イベント本体のすぐ後ろにくる「: 」を表示されなくします。これだけ他と組み合わせられます。

1 - 中に文字を組み込んで1文字ずつ順番に表示することができます。数値の表示は\N(通常表示)、\X(16進数)、\D(10進数)、\F(8桁の16進数)、\H(16進数前4桁/後ろ4桁)。\H以外はValue以外の値が出てきたときは普通に表示されます。\Cは数値ではなく比較記号になります。

C - 中に文字を組み込んで指定した個所の値を表示することができます。\N、\X、\Dまたは\Fの後には2桁の10進数数値を入れます。この2桁でどこを表示するかを決めます。\Hの後には4桁の10進数数値を入れます。前2桁はどこを表示するか、後ろ2桁はどの桁を表示するか指定します。02なら先頭2桁、48なら後方4桁を表示できます。(2の倍数区切りに2桁か前方または後方4桁のみ表示可能)

V - Value値を完全に文字のみに変えられます。複数行に分けて書きます。変えたい8桁の16進数値の後ろに「-」を入れて、後ろに表示したい文字を入れると、Value値が一致した時、文字だけが表示されます。改行を入れて同じように書くと、次を追加できます。このとき、8桁の16進数値の部分にXDefaultを入れるとそれまで入れた値のどれでもない場合に読み込み、そこで指定した値が表示されます。パラメータが複数ある場合、XDefaultを書き込むことで、次のパラメータの表示を設定できます。値を表示する際に\Dと\Xも使用可能です。(当然\Hは使えない)Value以外を使われると通常表示になります。

Events.txt
イベント本体の表示方法を決めるテキストファイルで、構成がSmash Attacksなどに使われているものと同じです。
読み込み可能な数は500イベントです。
これがない場合、すべてのEventが16進数で表示になり、下部のテキストに説明が表示されず、イベントを変更するフォームのリストが空になります。

1つのイベントにつき、1行目のイベントID、2行目のイベント名(日本語版でも英語表示)、3行目のイベントの説明文、4行目のパラメータのタイプの初期値で構成されています。
4行目が空の場合、パラメータのタイプのデフォルト値は全てValueです。

Parameters.txt
編集時のフォームで使用されるテキストファイルで、Modify Event画面などでパラメータの詳細を表示できます。
構成がSmash Attacksなどに使われているものと同じです。(一部異なる仕様はあります)
読み込み可能な数は500イベントです。
1行目のイベントIDと2行目からのパラメータの名称とパラメータの説明で構成されています。
パラメータは名称と説明が交互に、上から順です。
Event IDからわかるパラメータ数より多くのパラメータを書き込むことで、パラメータを追加したデータの分も名称と説明を表示可能です。(Smash Attacksなどとはここが異なります)

Requirements.txt
Requirementの表示方法を決めるテキストファイル。0~7Fと270F~2725の表示方法を変えられます。
順番になっていて、行数を減増させると読み込まなくなることがあるので注意。

CharSpecificフォルダ内のキャラ別データファイル
キャラ別に、異なるデータを表示するのに使うテキストファイルで、パラメータの詳細などを表示できます。
PSACompressor専用で、BrawlBoxなどにあるテキストファイルとは別物です。ちなみに、Dataフォルダ内に入れても読み込みません。

パラメータの表示を変えたい場合、リストから文字をコピーしてメモ帳などの中で検索、その下から変えたい項目を変えましょう。
空行は無視されること、Flagsなどのデータがあることを除けばAttributes.txtと同じつくりになっています。
(Flags、Offsetから始まるデータは必ず16進数表示になり、Offsetから始まるデータはアプリで編集できません)
もちろん、パラメータの表示名も変えられます。
注意することとしては、行位置を変えないこと、文字のあった行を空行にしないこと、空行に文字を追加しないことです。

Article名の表示も変えられますが、2個所変えて、どちらも同じにする必要があります。片方だけ変えたり、同じ名前に設定されていない場合は読み込めないので注意。
(例:FitMarioのArticle 1をArticle Fire ballに変えたい場合、「094 Art1」と「Art1」の2個所にあるArtの後ろの「1」を「Fire ball」変えることで表示を変えられます。)

※Flagsは必ず16進数表示、Offsetは必ず16進数表示で編集不可です。

ファイルの構造は編集する必要はないと思いますが、一応書いておきます。
ファイルの1行目に「DataSize0x」の後にDataのサイズを16進数で書いています。(DataSize0xから始まっていない場合、ファイルは読み込みません)
次の行から、パラメータやArticleの設定があります。(下手に編集すると表示がおかしくなったりされなくなったりするので注意)
通常パラメータは3桁の16進数、半角スペース、Par、識別用の2文字、半角スペース、16進数のサイズで構成されています。
Articleは3桁の16進数、半角スペース、Art、Article名で構成されています。
特殊パラメータはX、2桁の16進数サイズ、半角スペース、アドレスで構成されています。
特殊データは識別コード(XKV、XKA、XNS)、半角スペース、アドレス、表示する文字列で構成されています。

アドレスは2E-00xといった構成になっていて、ファイル内のOffsetではなく、「Data」からどう進めばその場所にたどり着けるかを書いています。xで最後です。
ここでは、「2E」はDataからの位置を、「-00」では「-」で「00」に続くことを、「00x」は「x」が「00」で最後であることを表します。
最後のxがiの場合は、パラメータがすべてInt型であることを、fの場合はパラメータがすべてFloat型であることを表します。
最後のxの後ろに文字列を入れた場合、そのパラメータリストに説明文などが存在しないことを表し、xの後ろの文字列だけをアプリで表示します。
特殊パラメータはArticlesタブ内のサブタブData Offsetではアドレスは表示されず、すべてExtraData表示になります。
特殊データはFitKirby、FitPopoのみで、データはMiscタブのExtraDatasに表示されます。

DataにあるパラメータやArticleのリストが終われば、次の行からはArticleの詳細です。(Articleが存在しない場合は飛ばされます)
Articleの表示は、まずArtとArticle名でどのArticleのデータを書き込むかを表示します。
次にAction数とSubAction数を書きます。(存在ない場合、ActionとSubActionは全く表示されません)
034 ActionExitでArticleのActionにExitを追加できます。(FitPikminのArticle0のみ存在)
3桁の16進数、半角スペース、SubAction、半角スペース、SubAction名で特殊なSubActionを読み込めます。(3キャラのみ存在)
Article内には通常パラメータも存在し、ここから読み込めます。Parの後の識別用の文字は4文字になっています。
特殊パラメータはここでも使えます。内容は「Data」内のものと同じです。

Articleデータの後はパラメータデータです。
Par00などの識別用の文字の下にアプリで表示されるデータを書き込みます。
特殊パラメータは、EXD、半角スペース、アドレスで表示できます。

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