ICLPX's Apps

Smash Attacksとの相違点

アプリの仕様
・ドラッグ&ドロップでの読み込みが可能です。ファイルを2つ以上ドロップすると編集の代わりに複数のファイルからデータの検索と検出ができます。(v0.41より前のバージョンでは先頭の1つだけを読み込みます。v0.42からは読み込むファイルが1つならフォルダごとドロップでも同じ動作です)
・左上にキャラファイル名(FitXX)が常時表示されます。右上にはファイルサイズ、エラーなどの情報が表示されます。
実機で通常読み込める容量の544KBを超えると右上に注意が表示されます。また、最大容量の580KBを超えたファイルは読み込めません。
・アプリを最初に開いたとき、EventsタブではなくCompressタブから開始になります。
メニューバーのFileに「上書き保存」がありません。(v0.37以降の場合、Settingsから追加可能)
・アプリ内にいくつか設定できる項目があります。また、メニューバーのSettingからSaveをクリックするとアプリ内設定を保存できます。
・全キャラクターのファイルを読み込めるのはもちろん、Fighter.pacも読み込めます。(Fighter.pacはデータ確認とデータコピーのために開けるものなので、Fighter.pacの編集はサポートしていません)

Smash Attacksで編集したものは一度PSACompressorのCompressタブで圧縮するかPSARemakerで圧縮することを推奨しています。(アプリの仕様がかなり異なるため)

イベント編集全般
・イベントリストの表示
Smash Attacksでのイベント表示は変数やScalar値のパラメータが正常に表示されないことが多いですが、PSACompressorでは変数やScalar値などが正常に表示されるため見やすいです。
さらに、Ifなどにより起こる字下げがSmashAttacksはTabスペース1つに対し、PSACompressorは半角スペース4つ(Tabスペース1つの半分以下)です。
また、複数個所で使われているExternalデータも正常に表示されます。(イベントリスト内のExternalの設定と表示は、Sub RoutineとConcurrent Infinite Loopのみ可能です)

・Copyボタン
押しても選択状態が解除されません。ボタンを右クリックすると、選択中のリストをサブルーチンとしてコピー可能。
データはテキストデータとして、クリップボードにコピーされます。

・Pasteボタン
クリップボードのテキストデータを読み込みます。
一度に最大500までイベントを書き込み可能で、数を増やしても貼り付けにかかる時間があまり増えません。

CopyとPasteがクリップボード式になっているメリットとデメリット
・メリット
コピーしたいものをいくつかまとめてメモ帳などに保存しておき、後で使うことができます。
既存のデータなら、いちいちアプリ内でイベントを作らなくても貼り付けできます。
Fighter.pacのデータをコピーするのが簡単です。
メモ帳などでイベントを変えて、貼り付けることもできます。(慣れればダブルクリックやModifyボタンから編集するより早いですが、間違って異常なデータを貼り付けないように注意が必要です)

・デメリット
関係ないデータ(Offsetデータなど)をクリップボードにコピーすると、貼り付けに失敗します。
また、バグデータ(データTypeが10以上やマイナスになっている場合)はコピーはできても貼り付けはできません。

・Offset Interlock機能
編集でOffset値が変わった時に、Sub Routineなどで同じOffset値を指定したものも一緒に動かします。これのおかげでSub Routineとして使っているイベントデータの追加や削除をリスクなしで行えます。(ただし履歴などは例外)
また、イベントリストのイベントを全て消した場合、そのリストを指定したSub RoutineはNo Eventに切り替わります。

・右クリック機能
PSACompressorでは右クリックによる拡張機能が使えます。
イベントリストのデータ数を表示、Sub Routine素早く開く、イベントをテキストデータにしてコピー、Externalの設定などが行えます。
Offset Interlock機能のON/OFFも切り替えられます。(といってもOFFにする意味はほとんどなく、デフォルトでもONですが)

・Animationテキストデータ
基本的に、Enterを押さないと名称の変更が確定できません。
長さが最大31になっています。

Animation Flagsボタンの上で右クリックをすると、「Show Name when Editing Animation Flags」(v0.35cまではFlags Form Animation)が表示されますが、
これをクリックしてチェックを入れるとAnimation Flags編集のついでにAnimation名の変更ができます。
この状態でDoneを押すと、Enterを押さなくても名称の変更が確定されます。
v0.35cまでのバージョンでは、日本語など、2バイト以上の文字を書き込むと表示がおかしくなります。こうなるとアプリを再起動するまで直らないので注意しましょう。
v0.37からは、2バイト以上の文字列を入力するとエラーが出て変更できません。

また、v0.37以降からは「Save Animation Name Automatically」(自動でAnimation Nameを確定)が追加されたので、これにチェックを入れればEnterボタンを入力しなくても確定されるようになります。(上から2つめのものは同じアニメーション名のものをまとめて名称変更するというものです)

その他(Smash Attacksにはないデータを含んだCompress以外の相違点)
・アプリを2つ以上開いても問題なく動作します。同じファイルを開いても問題ありません。
SmashAttacksとは違い、未使用データはOffset値の小さいものでも積極的に使っていくため、比較的容量が増えにくいです。
・Offsetや下部のテキストデータはコピーが可能です。(Smash Attacksとは違ってLabelでの表示ではないため)
・SpecialsのAction IDの右のリストからSpecial ActionのExitを選択できます。
・FitPopoファイルのみ、サブアクションのリストが4から8に増えます。(増えた4項目からNanaSubActionが編集可能です)
Sub Routineタブで履歴などを表示するものがCreateの右に存在し、そこで右クリックメニューをするとサブルーチンの使用位置の確認や同じデータの検索ができます。
・OverrideタブからActionOverride(Entry、Exit)とActionPreの編集が可能です。ActionOverrideがない場合はListを右クリックすれば新規作成できます。
・AttributesタブのデータがAttributesとSSE Attributesが一緒に表示されます。もちろん別々に編集できます。
ArticlesタブからArticleのイベントデータをEventsのイベントと同じように編集可能です。Parametersから技の性能なども編集できます。
・DataタブからExternalやその他の特殊データの編集ができます。
・メニューバーのSettingから保存時や起動時の設定ができます。
・メニューバーのViewのEvent ID +1にチェックが入っているとパラメータを増やしたイベントなども認識済みイベントのように表示されます。
・メニューバーのViewから使用中のVariableデータと、認識されていないイベントデータを全て表示できます。
・メニューバーのViewから記述ミスと思われるデータを全て表示できます。
・メニューバーのHelpのCurrent Sizeから現在のファイルサイズを確認できます。
・メニューバーのHelpのCompressed Minimum Sizeから現在のファイルサイズから同じデータの状態を保ったまま、あとどのくらいの容量を減らせるか確認できます。
・自動で名前を付けて別名で保存する、クイックセーブ機能が使える(v0.37以降でSettingから追加可能)

ちなみにMoveSetエディタ機能のあるBrawlBox(v0.67~v0.68b)でも、Overrideの新規作成、削除などの機能はありません。
どちらにしてもBrawlBoxでの編集は圧縮時のバグでおかしくなることが多いので使用は全くオススメできませんが...

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