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Compressタブについて

Compress(日本語版なら圧縮開始)をクリックすると、各項目のON、OFF(チェック状態)に従って、ファイルを圧縮できます。
これはEventsタブ内のみに効果があります。Articlesの圧縮はArticlesタブ内のCompressタブから行えます。
全てのチェックを外していても、一部のバグ修正などは行うので無意味ではありません。
また、ここではEventsタブ内のデータ(主にSub Routineのデータ以外)のデータしか見ないので、
Articlesタブ内のデータは無視します。Articlesの圧縮はArticlesタブ内のCompressタブから行えます。

Equalize SSE to Attributes - 圧縮のついでにAttributesとSSE Attributesを全て同じ値にします。

Delete Animation Name NONE - ファイル内にある"NONE"(PSAで編集時にできることがある無駄データ)をすべて削除します。

Delete Empty Event Lists - SpecialsとSub Actionsのファイル内の空イベントしかないOffsetを0に修正して容量を減らします。2回目以降は効果はありません。

Animation Name Compress - PSAでアニメーション名を変更した時増えてしまった分を圧縮します。

Sub Routine Data Compress - Sub RoutineかGotoでの指定先のデータ量が少なすぎて逆に余計に容量を取りそうな場合は、指定先と同じデータに書き換えて容量を減らします。
 指定先のサブルーチンデータが未使用になった場合は、データを削除します。サブルーチン内のデータには効果がありません。
 Externalが設定されているデータは、ミスではないので問題はありませんが、それ以外で指定ミスがある場合は、正常に動作しない可能性があるため、チェックを外しておきましょう。

Delete No Event - EventsのSub Routineタブ以外の各タブのNo Eventをできるだけ消して容量を減らします。
 他にも、無駄と思われるデータをいくらか削除します。サブルーチン内のデータには効果がありません。

Same Data Compress - パラメータありのイベントが2つ以上ある場合、他の場所に同じデータがあるか探して、同じデータがある場合は自動的にサブルーチン化を行います。
 ただし、Sub Routine Externalなどが使われている所は、サブルーチン化できません。
 また、全く同じ2つのパラメータがあるイベントが2回以上連続している場合は、Set Loopでループ化させます。(3つ以上のイベントでループしている場合はしません)
 このとき、IfやSet Loopが元々なければ、Asynchronous TimerはすべてSynchronous Timerに変更されます。ループできなかった場合は、Asynchronous Timerから変更したSynchronous Timerは元に戻します。

Move All Offsets in Sub Actions - 全てのサブアクションのデータアドレスを移動させて、容量を軽くします。

Move All Offsets in Specials - 全ての固有アクションのデータアドレスを移動させて、容量を軽くします。

Move Offsets in Sub Routine - Move All Offsets in Sub ActionsかMove All Offsets in Specialsにチェックを入れている時だけ動作します。Pointerの指定場所も圧縮対象にできます。
 Externalが設定されているデータは、ミスではないので問題はありませんが、それ以外で指定ミスがある場合は、正常に動作しない可能性があるため、チェックを外しておきましょう。

Delete Unused Externals - 使われていないExternal Sub Routineのデータを削除します。

Delete PSA Data - PSAで最初に必ず作られるデータを削除します。圧縮後のファイルをまだPSAで編集する場合はまた作られるので、チェックを外しておきましょう。

このうち、「Equalize SSE to Attributes」「Sub Routine Data Compress」「Delete No Event」「Same Data Compress」は、PSARemakerでは行われない動作です。
Articlesタブ内のCompressタブにあるものは、選択中のArticlesのActionとSub Actionすべてに効果があります。使い方は同じですが、圧縮前と圧縮後の結果は表示されません。
各項目のチェック状態はアプリを再起動するとリセットされますが、メニューバーのSettingからSaveで保存しておくと、再起動しても、保存時のチェック状態になります。

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